夕暮れ前に少し散歩をしました。
オリンパス・ペンに普段あまり使わないオールドレンズをつけて歩きました。
影が少し長くなっています。
教会にある時計の針は8時15分を差しています。
ザールブリュッケン城のテラスも光を浴びて夕陽色に染まっています。
そこから街の方を望んでみました。
煙突から雲が出来ているようです。
アルテ・ブリュッケ橋の欄干が橋の上に縞々の模様を描いています。
それだけでも悪くないと思ったのですが
レンズフードを外して半逆光気味にあえて光を入れてみました。
まるで虹が出ているようです。
別の箇所でもフードを外して逆光気味で撮影。
個人的に二線ボケはあまり好きではありませんが
この光の具合は面白いと思います。
しかし何故こういった線を引いたようなものが出たかは分かりません。
気が付けばこの木の周辺でずっと写真を撮っていました。
フィルムで撮影していた頃、こういった光が映り込むと
神様からの贈り物のように思うこともありました。
ライブビューの良いところはこういった光の具合も
意識して撮影出来るところでしょうか。左下に向かって。
右下に向かって。
右上に向かって。
3つの教会の塔、そのシルエットが夕陽に映えています。
同じ場所で撮影していても少し角度をずらすだけで
写り方も色々と変わってきます。
ライブビューが出来るようになって
写真の撮り方も更に変わってくるかも知れませんね。