日曜日ものみの市へ

昨日に続いてまたのみの市を訪れました。
場所はザールブリュッケンからそう遠くないザンクト・ヴェンデルという街です。
友人が運転する車(感謝!)で正午過ぎにその場所へ向かいました。
それほど小さくない街なので期待して訪れましたが
のみの市の規模としては少し残念な雰囲気がありました。

のみの市

のみの市

情報によるとザンクト・ヴェンデルの隣のトーライという場所でも
のみの市が開催されていると言うこと。
車で15分ほどの距離なので訪れてみました。
規模的には先ほどのザンクト・ヴェンデルと同じくらいです。
雰囲気もそれほど変わりません。

のみの市

のみの市

のみの市

のみの市

この日、カメラ関連のものは全くありませんでした。
しかし面白いものを購入できました。
さてこれは何でしょう。

蝋燭ハサミ

正解は蝋燭ハサミです。
真鍮製。蝋燭の火を消して芯を切ります。
珍しいものを購入することが出来ました。

またのみの市へ

ここ最近、週末はよく友人とのみの市を訪れているような気がします。
今回は地元ザールブリュッケンののみの市です。
ザールブリュッケンののみの市は午前8時から始まります。
正午頃に行きましたが晴れていることもあって
多くの人が訪れていました。

のみの市

のみの市

のみの市

のみの市

のみの市

晴れているから良かったものの雨の日であれば
こういった並べ方は難しいかもしれません。
大体何処ののみの市も同じようなものだと思いますが
当日に数ユーロの参加費を払えば誰でも参加出来ます。
だからその日の天候によって出さない人もいるかもしれません。

のみの市

子供のものが無造作に、しかし重ならないように整然と並べられています。
どころでオリンパス・ペンの描写に関して
こういった日陰や他の写真でも見られるような暗部の描写が
個人的には満足行かない点です。
感度の問題ではなく、黒つぶれが
最近、特に気になるようになりました。

のみの市

帽子が気になりました。

のみの市

のみの市を訪れたのはオールドレンズやオールドカメラが
目的でしたが、この日は数が少なく
出ているのは僅かでした。

のみの市

絶えず飼い主の方を見ながら歩いている犬が可愛かったです。

のみの市

アスファルトの上には人に踏まれた花が。
何故か悲しい気持ちを感じます。

のみの市

この日、私的には何も欲しいものがありませんでしたが
友人たちはオールドレンズ(いずれもM42)を
それぞれ信じられないような金額で購入していました。
こういった掘り出し物があるので、
のみの市を訪れたくなります。

撮影者の意図

またしてもマドレーヌを焼きました。
といっても今回は差し入れ用なので私は一つも食べられません。

マドレーヌ

ところで写真には撮影者の気持ちや表現があると思います。
露出などをしっかり合わせて綺麗に撮るのも大切なことだと思いますが
作者の気持ちを表現するのも同時に大切なことだと思います。
こういったモノクロにするとマドレーヌが食べ物でなくなるような気がします。
大袈裟ですが自分が食べられない悲しみに似た気持ちが
そこにはあるような気がします。

マドレーヌ

もっと怖く表現してみるのも良いかもしれません。
窓の光と色を意識して、ワイングラスとナイフ、フォークを並べて
少し残酷な?印象を表現してみました。
タイトルは「本日の dinner」

マドレーヌ

もちろんこれが正解というわけではありません。
これらの写真を見て全く別のように感じる人もいると思います。
いずれにしても言いたいことは写真には
撮影者の気持ちを入れられると言うことです。
それが全ての人に伝わるかどうかは難しいと思いますが
そういった表現のために撮影に関する技術的なことを
知っておくと表現の幅も更に広がるかもしれません。
本当に写真は奥が深いです。
しかしそこが楽しいところでもありますね。

聖体祭

今日は聖体祭でザールラント州は祝日です。
午前中、家の外では何やら演説のようなものが聞こえていました。
暫くすると音楽の演奏が始まり、人が大勢歩いている声が
窓の下から聞こえてきました。
覗いてみるとパレードが行われているようです。
おそらく近くの教会まで続くのでしょう。
聖職者が歩いています。

パレード

その後は演奏する人たちが続き、

パレード

最後は信者でしょうか。

パレード

パレードはそれほど長いものではありませんでした。
その後はオープンカフェなどで演奏されるアコーディオンの音が聞こえ、
普段の休日のような、のどかな雰囲気になりました。
ところでこの聖体祭はカトリックの祝日なので
ドイツではカトリックの州だけが祝日となります。
プロテスタントの州は平常です。
同じ国内で祝日が違うというのは日本では考えにくいことだと思います。
連邦制をとるドイツは統一するまでそれぞれ別の国で
それぞれの宗教や文化がありました。
統一されて一つの国家となった今でもその伝統は生きています。
同じ時間が流れていても隣の街には違う風習がある。
そこにその街の独自性や個性、らしさがあるのかもしれません。
もしかすると違っていて当たり前、と思っている可能性もあります。
同じ国に幾つもの文化や風習があること、
それがこの国の魅力の一つかもしれませんね。
ところでロンドンからザールブリュッケンに来た人からお土産で
イギリス、エリザベス女王の在位60年記念のチョコレートを頂きました。
このチョコレートを見てもその盛り上がりが感じられそうです。
どうもありがとうございます。

チョコレート

昼の散歩

先日の記事、

夜の散歩と同じように日中、街を歩いてみました。
何か被写体になるようなモノを求めて歩いたのではなく
歩きながら立ち止まることなく撮影しました。
まずは建物の階段、窓のある空間を。

ザールブリュッケン

石畳の上にある文字は落書きのように見えますが
光の反射によって描かれたものです。

ザールブリュッケン

この写真だけでなく他のもそうですが
今回の日中の撮影はとにかく被写体の影が不自然に切れないように意識しました。
その影によって夜ではない光景、日中というものが
より意識されるのではないかと思います。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

「sake」という日本食を出すお店です。
しかし作っているのは日本人ではないようです。
夜の営業が始まるのを待っている人たち。
美味しいのでしょうか。行ったことがないので
一度行ってみたいです。

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

ザールブリュッケン

建物の壁に向かいにある窓に反射した光が写っています。

ザールブリュッケン

街中でのスナップ、特に人物がいる場合は
その人物を含めた街を撮りたいと思っています。
そこに写っている人にはその人の時間があり、その人の物語があります。
街はそういった様々な人の集まる場所で
それだけ多くの物語があると思います。簡単ではありませんが
そういった物語を含めた街の表情を撮りたいと意識しています。

タッチパネル

何故その考えが思い浮かんだのかは全く分かりません。
時々そういったことがあります。

部屋

今回はオリンパス・ペンのタッチパネルです。
購入した直後に少し試しました。
タッチパネルでの撮影は少し違和感があったので
その後はその機能をOFFにしていました。

部屋

が、何故か今日、その機能を使っている自分がいました。

部屋

タッチパネルのオートフォーカスの速度は
もしかするとシャッターボタンの半押しよりも
早いかもしれません。

部屋

レンズにもよりますが、印象としては
やはり早く感じられます。

部屋

私は基本的に中央でピントを合わせてから構図を作ります。
その際に微妙な誤差が生じてピントがずれていることがあります。
しかしこの機能を使えば先に構図を作って
合わせたい箇所をタッチして拡大表示させることも可能です。
これはマニュアルフォーカスで使う際、非常に便利だと思いました。
特にマクロ撮影時には効果があると思います。

部屋

レンズのオートフォーカス性能によって違いはあると思いますが
試した数本はいずれも問題なく使うことが出来ました。
動いているものは、いずれにしても難しいと思いますが
モノや風景など、スナップでも便利な機能かもしれません。

部屋

特に部屋の中など自分のペースで撮影出来る場所では
使いやすいかもしれません。

部屋

撮影するテンポも悪くありません。

部屋

購入してもうすぐ1年になりますが
まだまだカメラの全機能を使っていないと改めて感じました。
何故この機能を使おうと思ったのか思い出せませんが
まだまだ自分が知らない、気付いていない撮り方などあるかもしれません。
撮影する方法が増えれば、その分、切り取り方も変わってくると思います。
同時に写真にも変化をもたらすかもしれません。

夜の散歩

時々雨が降って風が強い一日でした。
夜、風はまだ強いものの雨が止んだので近くを歩いてみました。

ザールブリュッケン

ところで街中をスナップ撮影する時、その方法として
私の場合は2種類あります。
何か被写体になるようなものを探しながら街を歩く場合と
単純に街中を歩きながら撮影する場合があります。

ザールブリュッケン

前者は何か良い被写体が見つかればその場で歩みを止め
構図を考えたりして撮影します。だから歩く速度もそれほど速くありません。
一方後者は歩くのが主でほとんど立ち止まらずに撮影します。
カメラをパッと被写体に向けてそのまま撮るといった感じです。

ザールブリュッケン

今回のスナップ撮影は後者です。
オリンパス・ペンに単焦点レンズを付けて
立ち止まることもあまりなく歩きながら撮影しました。

ザールブリュッケン

基本的に電源は入れっぱなしですが
このカメラは電源が上部に付いているので自動的に切れてしまっても
片手で素早く入れることが出来ます。
そしてシャッターボタンも親指で押します。

ザールブリュッケン

絞り値を変える時もそのまま右手親指でダイヤルを回します。
歩きながらのスナップでは左手は特に何もしません。
右手親指をシャッターボタンに置いて
AFでピントを合わせ、そのまま親指で撮影します。

ザールブリュッケン

最初に設定を決めておけばほとんど右手だけで撮影しています。
この日はISOを最高の12800に設定し、モノクロで撮ってみました。
空に出る整列したノイズは気になりますが
それはあまり重要でない気もします。
同時にこの撮影の時は構図もほとんど重要ではありません。

ザールブリュッケン

歩きながらの撮影は言ってみれば
歩きながら腕時計を見るような感覚でしょうか。
立ち止まることなくそのまま歩きながら撮影しています。

ザールブリュッケン

撮影するリズムが大切です。
このスナップの場合、重要なのは写真と言うより
写真を撮るという行為のような気がします。

ザールブリュッケン

時間的には僅か数分の時もありますが
この撮影が良い息抜き、気分転換になります。

ザールブリュッケン

僅かの時間だけの撮影なので軽装のまま部屋から出ました。
外は雨が降った後なので空気が冷えています。
しかし歩いていると、最初に外に出た時に感じた
空気の冷たさはいつしか忘れていました。

ザールブリュッケン

近所を歩くだけでも日中とは見え方が違いますし、
同じ通りを歩いても
通りの同じ場所を歩いているわけでありません。

ザールブリュッケン

そして風景の中に何かしらの変化を感じる時があります。

ザールブリュッケン

ほとんど歩きながらの撮影なので
ピントが合っていると思っても、PCで見ると合っていない時がありますが
それも歩いていることを感じさせるので良いと思います。

ザールブリュッケン

この日は雨が降っていたこともあって
夜、外に出ている人は数えるほどでした。
週末だと午後11時頃でもまだまだ多くの人が
外でお酒を飲んだりしています。

ザールブリュッケン

風の強いひっそりとした夜の街を散歩しました。

ザールブリュッケン

そんな感じで夜の散歩は終わり家に戻りました。
時間は僅かでしたが良い気分転換になりました。

オールドカメラ

友人にフィルムカメラを一台貸していただきました。
このシルエットが格好いいです。

オールドカメラ

そしてこのカメラの最たる所は、ファインダーの箇所にあります。

オールドカメラ

このカメラには一般的なファインダーがありません。
写真を撮る時は一般的なカメラのように
プリズムファインダーを覗くのではなく
真上に向いたスクリーンを見ます。
つまりウエストレベルファインダーとなっており
二眼レフカメラのように覗きます。
ですのでスクリーンに映る画像も左右反対になっています。
写真はそのファインダーを開き、ルーペを出したところ。
拡大してのピント合わせも可能です。

オールドカメラ

実際の図です。

オールドカメラ

このカメラのスクリーンに映し出された図です。
まるで古い映画のフィルムを見ているような感覚を覚えます。
そしてピントのあった箇所だけ浮き上がる立体感がすごいです。
これを見ると誰もが声を上げてしまうほどです。

オールドカメラ

より近くで見てみるとこういった感じです。
レンズ性能も見えてきます。

オールドカメラ

左右逆になっているので構図の修正が簡単ではありませんし、
下の方を撮ろうと思うと、上から覗いているわけですから
非常に不自然な体勢になります。
しかしそれでも楽しさが感じられるカメラです。
フィルムを入れずにこれだけでレンズの向こうにある風景を見るのも楽しいですが
一度フィルムを入れて撮影してみようと思います。

のみの市へ

またしても友人とのみの市に行きました。
週末は何処かでのみの市をやっています。
今回訪れたのはホンブルクという近くの街です。
規模が大きいとは聞いていたのですが、
訪れてみると、想像した以上の規模でした。
お目当てはオールドレンズにオールドカメラです。
それを求めて歩きました。
ここは個人で出している人が多く、
その並べ方なども人によって様々です。
歩きながら写真を撮っているので
狙ったところにピントが来ていない時もありますが。

のみの市

のみの市

のみの市

のみの市

のみの市に来れば、大抵のものは揃います。
中にはどこから集めてきたのかと思うようなものがあります。
道路の通り名が書かれた看板です。

のみの市

のみの市

同時に業者も出店しているようです。

のみの市

このホンブルクののみの市で気が付いたのは
個人の出店、それも子供のお店が多いと言うことです。
それまで遊んでいて使わなくなったものや洋服など
様々なものが並んでいました。

のみの市

この日も多くのカメラを目にしました。
旧東ドイツ製のフィルムカメラにツァイスなど4本のレンズ、
ケースなども付いているセットのものと
ツァイスのレンジファインダーのカメラ、
その2つは状態も良く、ネットオークションなどに比べると
価格も随分安いので、何度も手にして購入を迷いました。
しかし自分が本来探していたものではなかったので
結局は購入はしませんでした。友人はレンズを一本購入していました。
今回も縁がありませんでしたが、
それでも色々なものを見て回るのは楽しいです。
来週はザールブリュッケンでのみの市があります。
また訪れたいと思います。

アイスコーヒー

友人たちとカフェに行きました。
その前にお昼を一緒に食べましたが、
冷たいものが飲みたくなったのでアイスカフェに行きました。

先日も訪れた中庭の箇所です。
今にも雨が降りそうな天候だったので
モノクロで撮ってみました。
構図的には非常に気になる切り取り方で、
気持ちがよいものではありませんが、
座っている場所から見上げるようにしたので
あえてこの切り取り方にしてみました。

アイスカフェ

この日は曇り空だったので外で食べている人は少なく
テーブルも自由に選ぶことが出来ました。
そしてアイスコーヒーを注文。

アイスコーヒー

ドイツのアイスコーヒーは冷たいコーヒーの中に
アイスクリームが浮かんでおり、生クリームが添えられていることが多いです。
ただお店によってコーヒーの量が全く違っています。
アイスコーヒーと言ってもほとんどアイスだけということもあります。
飲み物と言うよりはアイスの種類の一つと言った方が良いかもしれません。
ところでアイスもデザートの一つだと思いますが
先日、ザールブリュッケンに遊びに来た友人から
素敵なお土産を頂きました。
マドレーヌの型です。
それを使って焼きました。人生初キティです。

マドレーヌ

美味しく焼き上がりました。
味は一般的なマドレーヌですが、
見た目が可愛いとそれだけで美味しそうに見えますね。